岡山大学病院（取り組み事例：肝臓病教室）

「肝臓の病気　B型肝炎ウイルスについて学んでみませんか？」を開催しました

令和5年3月25日に生活協同組合おかやまコープ　オルガホールにて「肝臓の病気　B型肝炎ウイルスについて学んでみませんか？」を開催しました。

今回のイベントは全国B型肝炎訴訟広島（中四国）弁護団に共催していただき、訴訟についての相談もできるブースをご用意し、直接弁護士の先生とお話しできる機会を設けました。

医師からのB型肝炎についての講演や、患者・患者遺族の体験談を拝聴しました。
座談会では医師、弁護士、肝炎医療コーディネーター、患者、患者遺族の方と医療者とのかかわりで辛かった点や嬉しかった点を話し合いました。

医療者と患者さんがいかに上手にコミュニケーションがとれるように工夫できるか、また患者さんだけではなく、ご家族の立場にたって寄り添う事の大切さなどについてお話しされました。
患者さんが職場で病気のことを告げる躊躇いをお話になられていたこともあり、岡山県地域両立支援推進チームで作成したリーフレットも配布しました。
病気だけでなく、病気を抱えながら生活している背景も想像することの大切さを学ぶ機会になったと思います。

イベントには30名の方にご参加いただき、講演後に企画した肝炎ウイルス検査も受検していただきました。
新たな試みで開催したイベントも盛況に終わることができました。
ご参加いただきました、皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。