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佐賀大学医学部附属病院 (取り組み事例: 就労支援)

『佐賀大学医学部附属病院肝疾患センターより両立支援パンフレットについて』 

  • 佐賀大学医学部附属病院肝疾患センターでは、肝疾患診療連携拠点病院事業の中の「肝炎患者の就労に関する総合支援モデル事業」の一環で、両立支援パンフレットとして「肝臓戦隊はたらくサポートV(ファイブ)」を作成しましたので肝炎情報センターからもホームページ・フェイスブック等で広く周知していただきますようお願いいたします。
  • さて、今回このパンフレットを作成しました背景には、肝炎も他の疾患同様、生産性損失に影響する疾患ですので、県としても両立支援に力を入れ、生産性損失も防ぎたいということがあります。また、このようなパンフレットを活用して治療と職業生活の両立という考えを一般に広く周知することで、県内事業主の両立支援策のモチベーションに繋がると考えたためです。
  • では、なぜ戦隊というモチーフにしたか?その理由は2点あります。一つは、やはり40代、50代の就労世代に懐かしいなと手にとってもらいやすい親しみやすさを大事にしたこと。もう一つは、仕事も病気も持ちながら生きていく事、それ自体は、慢性疾患で長期療養していく方々には病気と共生していくという考えもあると思いますが、現実では、時に戦いのような過酷さもあることは否めないと思います。ですので、生きていく事自体の戦いを乗り切る力強さ、希望を表現したかった点です。
  • これまで当センターでも、社会保険労務士との無料面談の連絡・調整は行ってきておりましたが、それだけでは十分カバーできない面もあり、もどかしさを感じておりました。そこで、他にも、就職支援は「ハローワーク」。快適な職場づくりのための意識改善、両立支援促進員による両立支援は「佐賀産業保健総合支援センター」。障害がありながら就労継続・復職・就職活動等の支援は「障害者職業センター」及び「障害者就業・生活支援センター」。休暇や労働条件など法律・制度に関する事は「社会保険労務士」と4分野の機関と連携することで、さらに病気を抱えながら働きたい方の支援を充実させることができると考えています。
  • このように「各機関と連携したい」と考え、調整を試みましたが、特に障害・福祉の分野は複雑な構造となっており、様々な機関が存在する中で、どの機関と連携すればいいのか大変苦慮いたしました。そのような中、各種機関との調整について佐賀県健康増進課にも大変ご尽力・アドバイスいただき完成することができました。また、佐賀県健康増進課の手配でパンフレットの一部内容を佐賀新聞の別冊に広告で掲載いただき、佐賀県全域への取り組みの周知にご尽力いただいております。
  • 他県でも、このようなパンフレットを利用してみたいと思われた方がありましたら、ぜひ「佐賀大学医学部附属病院肝疾患センター肝臓なんでも相談窓口(0952-34-3731)」までご連絡いただければと思います。当パンフレットの構図・デザインを手がけました株式会社大船渡・岡垣氏とともに、各都道府県版の制作にも助力できましたらと思っております。

 

 実際に手に取るとこのような感じです

佐賀就労追加写真

両立支援パンフレット

佐賀県(就労支援1)

健3

佐賀新聞広告

佐賀県(就労支援2)