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佐賀大学医学部附属病院(取り組み事例:家族支援講座)

平成28年10月22日、 富士大和温泉病院で家族支援講座を開催しました。

家族支援講座の開催場所について

  • 前年度、医療機関における家族支援講座開催時に参加者が多かったことから、地域の医療機関において開催しました。(今年度は他にも唐津地区、伊万里地区で開催しました)
  • 富士大和温泉病院は高齢者が多い地域であり、通院・治療等に家族の支援が不可欠な地域です。
  • 富士大和温泉病院は、肝炎医療コーディネーターも熱心に活動している病院です。

今回の開催までの流れ

  1. 統括肝炎コーディネーター(以下Co)が各病院の窓口となる肝炎Coを選定しており、窓口肝炎Coを聞き、連絡を取りました。
  2. 窓口の肝炎Co(看護師)が外来から病棟勤務に移動したため対応できないということで、他の看護師を紹介いただきました。
  3. 事務長や外来師長と面談し開催の意図を伝え、協力をご承諾いただきました。
  4. 依頼文書にて正式に病院に共催を依頼しました。
  5. 電話連絡をとりながら開催日時を決定し、講師の調整を行いました。
  6.  患者会の協力を依頼し、患者の立場からの聞きたい内容等アドバイスを得ました。 チラシ・ポスターを作製し、施設と近隣住民への周知を図りました。
  7. 患者会協力者で最終打ち合わせ・確認を行いました。

工夫点

  • 参加者は20名程度を想定し、少人数で発言しやすいように考慮しました。
  • 講義内容を40分、質疑応答時間を20分と長めに確保しました。
  • 質問が出なかった場合に備えて、患者会協力者にあらかじめ聞いてみたい内容等をいくつか挙げておいてもらいました。
  • 肝疾患センターでの取り組みや相談窓口の電話番号の周知を行い、講座中に相談できなかった内容は後日相談していただくようにしました。

課題・反省点

  • 窓口となる人物の異動等があることです。
  • 家族支援講座には指導料等の算定がないため、地域の医療機関は開催に消極的な所があります。
  • 高齢化率が高い地域では人間関係が密であり、互いに誘い合って参加者が増えるメリットがありますが、ウイルス性疾患は「偏見を持たれたら」という心理的重圧がある可能性もあり、テーマの選定に配慮すべきだったかもしれません。
  • 仕事をしている家族というと土日等の休日となりますが、その日は協力医療機関も人員が少なく負担となる可能性が挙げられます。
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